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「津軽白神森林環境保全ふれあいセンター」初訪問


4月24日(月)9時、白神山地を守る会の理事と白神自然学校一ツ森校の職員は、4月13日鯵ヶ沢町に新設された「津軽白神森林環境保全ふれあいセンター」を初訪問しました。13日の開所式には、白神山地を守る会の奥村潮理事等が参加しましたが、その他の理事が訪問したのは今回が初めてになります。

林野庁は、全国に10箇所の「森林環境保全ふれあいセンター」を設置しており、11番目の場所として白神山地の麓が選ばれました。この施設は、自然再生や生物多様性保全などへの社会的な関心の高まりを背景とした国有林事業として設置されています。また、国有林をフィールドとしたNPO等が行う自然再生活動及び生物の多様性の保全や森林の有する多面的機能の発揮について理解を深めるために、教育関係者等が行う森林環境教育等に対して技術的指導などの支援を行う教典として開所しました。

 

この日は、原田正春所長はじめ4人の専門官が私たちを迎え、白神山地を守る会が実施している「ブナの森の復元・再生事業」について話し合いました。また、白神自然学校「遊々の森」での林業体験、毎年春に実施している「白神山地ブナ植樹フェスタin赤石川実行委員会」の植林活動、一ツ森地区で展開しているブナの苗床事業の概要の説明と情報交換をしました。

原田所長は、以前鯵ヶ沢町の森林事務所長をした経歴がありますし、センターには、鳥・生物等の各専門官も在籍していますので、今後展開する各種事業のアドバイスや連携の機会が増えてくるという感じを受けました。今後いろいろ連携していくことを確認した訪問でした。