10月29日(火)、岩手県二戸市シビックセンターと、岩手北部森林管理署管内浄法寺コンテナ苗試験地において、「コンテナ苗から考える東北の低コスト造林」のセミナーと現地見学会が開催されました。
最初に主催者を代表して、森林総合研究所東北支所の駒木貴彰所長から挨拶があり、続いて岩手北部森林管理署の山田和夫署長、東北森林管理局長からの挨拶がありました。
次に、各パネラーによる講演会が行われました。最初に、森林総合研究所林業工学研究領域機械技術研究室の落合幸仁主任研究員が、「スリット付きコンテナ苗はなぜよいか?」について講演しました。その後次々と発表者があり、午前は終了しました。
午後は現地検討会ということで現場の山へ行き、コンテナ苗と裸苗の違いをみたり、実際にコンテナ苗木を植林したりしました。
今後、コンテナ苗木の生産は増え続けることになりますが、その技術を少しでも高めたいと考えています。特に白神山地では、ブナを中心とした広葉樹のコンテナ苗木づくりの技術を高めたく、このセミナーに参加しました。
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