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8月8日(金)、板柳南小学校の生徒23名による「夏休み木々川々体験」を実施しました。実施場所は、白神自然学校一ツ森校内と白神自然学校「遊々の森」の中です。
自然学校に到着すると、みんなで簡単な自己紹介を行いました。 次に、当初予定していた「くろくまの滝」は通行止めで入れないので、「遊々の森」の近くで、山菜のミズの採取を行いました。 |
ミズは食べたことがある子が多かったのですが、どこに生えているのかはわかりません。長靴を履いてスギ林の中へ入っていきました。ミズはどのような形をしているのか、白神自然学校の永井雄人代表から聞いて採取しました。
山菜のミズを採りに、スギ林の中に行きました。みんなミズを見つけるのが上手で、一人で何本も採っていました。
その後、赤石川に生息する「アユ」と「イトウ」の養殖所に行き、赤石川での養殖の話を聞きました。この日は雨で、川の水が濁っていたこともあり、養殖所のアユはなかなか見えませんでしたが、わずかにみえたアユに、大きな声で「いた
いた」と声をあげる光景が湧き上がりました。
その後、生きたアユをわけてもらって、アユの感触を楽しみました。そのアユは、自然学校に運んで炭火の「塩焼き」にしましたが「かわいそう」「こわい」などの声が上がりましたが、食べてみると「おいしい」と言っていました。
赤石川では、「アユ」と幻の魚と言われる「イトウ」を養殖しています。この日はアユを見学して、実際に触ってみました。
採取した山菜のミズは、自然学校の体育館において、地元のお母さん達の指導で、山菜の皮剥ぎ体験をしました。そしてそのミズは、お昼ごはんの時に提供された「白神汁」の具となりました。みんなで美味しく味わいました。
ミズの皮剥ぎを自然学校の体育館で全員でやりました。とてもうまく皮を剥ぎ、白神汁の材料にしました。
昼食は、美味しい「白神汁」を鍋が空になるまで食べました。三杯もおかわりする人もいましたよ。
午後は、白神自然学校「遊々の森」にでかけて、森の仕組みの話を聞き、除間伐することの意義を学びました。そのあと、間伐の為にスギの木をチェンソーで伐倒し、倒した木を輪切りにして、森の中で仕事をする人達の作業を体験しました。初めてチェンソーに触れる子ども達は、チェンソーの振動などを体験して、「怖かった」「超気持ちいい」とかいろいろな感動の声をあげていました。森の中で記念撮影をすると、「ハロー白神」に立ち寄り、自然学校に戻りました。
「遊々の森」での除間伐体験。除間伐をする理由を聞きながら、実際に木を伐倒して、薄く輪切りをするといった、チェンソー作業の体験をしました。
「ハロー白神」という鯵ケ沢町のビジターセンターで、白神山地の赤石地区の歴史と白神山地の動植物を学びました。
自然学校に戻ると、国際ボランティアのナイスのメンバーとの交流会を実施しました。タイ・イタリア・ロンドンから参加したメンバーが、時刻の紹介やゲームを行いました。回答した人は、プレゼントをいただくことができました。共通語は英語ですが、ビンゴゲームをしたりして、外国人の学生やハイスクールの教師と直接接することができて、とても楽しかったようです。
すべて英語での会話で、ゲーム感覚で、タイ・イタリア・ロンドンの街や国の形を学びました。また、各国語での「こんにちは」や挨拶の仕方を学びました。
参加した子ども達は、白神の森の仕組みや、赤石川の豊かさ、そして外国人との会話にとても親近感を持ち、楽しい一日を過ごしました。
来年もまた、来てくださいね。
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