8月22日(金)、韓国において、国内外で農業農村関連の研究及び教育を行っている「地域アカデミー 國際交流情報センター」の視察団11名を受け入れ、白神自然学校が取り組んでいるグリーンツーリズムの勉強会を開催しました。
初めに、青森県構造政策課の担当から、青森県の農業事情とグリーンツーリズムの現状について説明がありました。次に、大谷太智雄校長から、地元での自然学校の雇用状況について話がありました。最後に、白神自然学校の永井雄人代表が、白神自然学校の取り組みをパワーポイントを使って説明しました。
熱心な質問が多かったです。
特に、都市と地方の格差問題や、国策としての農業や、FTPという輸出問題が深刻です。
その後、自然学校内を見て歩いて、農家レストランで「白神膳」の食事をしながら懇談し、この日の宿泊地である青森市に移動しました。
この日提供された「白神膳」は大変美味しいという評判をいただきました。韓国人の口に合うか心配しましたが、みなさんおいしいと言っていました。特に、アユについてとても関心を寄せていました。
視察団の目的は、韓国では、農村社会の課題でもある農産物自由貿易、高齢化問題などで限界集落が増えるなど様々な問題が出てきており、同じ問題を抱えている日本を現地調査することでした。日本では、これらの問題についてどのように対応して農村を活性化させているのかを理解する為の訪日でした。
地元の婦人会を中心とした農家レストランのチームが、視察団を一生懸命に迎え入れ、お見送りすることができました。
参加者は下記のとおりです。他に、通訳のキムさんが入りました。
1. CHOI・SIKIN 京畿農村活性化支援センター(協成大學校 教授)
2. KIM・KISUNG 江原農村活性化支援センター(江原大学校 教授)
3. JUN・IKSU 忠北農村活性化支援センター(忠北大學校 教授)
4. KIM・DOOSOON 忠南農村活性支援センター(事務局長)
5. JEONG・AHNSEONG 全北農村活性化支援センター(全北大学校 教授)
6. LEE・JONGHWA 全南農村活性化支援センター(全南大学校 教授)
7. JANG・WOOWHAN 慶北農村活性化支援センター(慶北大学校 教授)
8. HA・HYUNJUNG 慶南農村活性化支援センター(事務局長)
9. KO・SEONGBO 濟州農村活性化支援センター(濟州大学校 教授)
10. YUN・JUNGSIK 農林畜産食品部 地域開発課 係長
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