東岳(あずまだけ:標高652m)は、青森市の東部に位置し、多くの青森市民の憩いの山でもあります。片道2kmという手軽さからか、多くの老若男女が登っています。しかしこの山は、登りと同じ道を降りてくるというコース設定になっていて、以前から「下山は別な道があるといいね」という声がありました。そこで昨年11月30日、浅虫温泉方面に下山してくるコースを開拓しました。5月16日(土)、この浅虫温泉方面に下山してくるコース(新東岳コース)のツアーを実施しました。20名以内の募集に、27名の応募者がありました。参加者は、竹の下草刈りをしながら下山しました。
費用は、青森駅からのマイクロバス送迎代と浅虫温泉辰巳館の温泉入浴料、昼食(お茶付)・保険・ガイド料込みで、お一人様2,500円で実施しました。参加者は大変満足したみたいで、ブナ林の二次林→原生的なブナ林→天然的なヒバ林という3つのコースを楽しみ、久栗坂林道へと下りてきました。東岳山頂までは1時間30分、そして、東岳から久栗坂林道まで2時間、昼食をはさんで合計3時間30分のコースです。
東岳山頂にて記念撮影
新東岳コースには、季節柄、シラネアオイ・マイズルソウ・タニウツギ等の花々が咲き誇ろっていて、参加者は、春の広葉樹の森の清涼感を味わったと思います。
今回のツアーは、前半は深い霧の中の神秘的なブナ林を進み、後半は晴天が戻りつつ、下山中にはすっかり晴天となりました。参加者にとっては、とても感慨深いツアーになったようです。参加者からは、秋のツアー企画を希望する声も多かったので、今後どうするか検討します。
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また、辰巳館では、全員温泉に入って汗を流し、コーヒーとお菓子をサービスしていただき、みなさんとても喜んでいました。お世話になりました。特に、中高年の女性は、このようなツアーへの参加が多いのですが、みなさんとても元気で、男性はとても励まされていたように思います。
今度は、6月28日(日)に平内町で開催される植樹祭や、白神山地や白神自然学校で再会ができることを期待したいですね。皆様、無事の帰還をありがとうございました。 |
参加者の皆様、お疲れ様でした。また、今回の「東岳を愛する会」事務局を担当していただいた浅虫観光協会の皆様、ありがとうございました。浅虫温泉の活性化の為に、一緒に頑張りましょう。
白神自然学校一ツ森校 代表 永井雄人
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白神自然学校一ツ森校メールアドレス: school@shirakami.gr.jp
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