白神山地を守る会は、チェーンソーによる伐木作業の取り扱い労働に対して、現場において労働安全衛生法に基づき、危険な業務を安全に従事する為、特別教育を実施しています。この講習は、参加者がある一定の人数がそろった段階で、白神自然学校遊々の森で、「伐木造林作業従事者特別教育(チェーンソー)講習」を実施しているものです。
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今回、4月9日(土)〜10日(日)にかけて、16時間の学科・実技講習を実施し、青森市内と地元鯵ケ沢町から8名の参加がありました。
講師は、林業・木材製造業労働災害防止協会青森支部の小田桐久一郎さんです。 安全な環境で、無事故で実施されたことが何よりでした。 |
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初日は、法令やチェーンソーの分解技術、メンテナンスの仕方やチェンソーの仕組みを学びました。学科としては、目立ての仕方などを学びました。
二日目は、実技として遊々の森に入り、目立てのたて方や、伐木の講習を受けました。 |
木は、100本あれば一本一本すべて違い、その木の立ち位置や長さ、周囲の環境を確認しながら、安全を確認し、伐木をするには経験が大事との講師の指導に耳を傾けていました。
この特別教育は、難易度が高くなく、参加者は、安全ズボン・ヘルメット等を用意し、講習に臨みました。一定レベル以下の場合は、資格が得られない場合もありますが、講師の小田桐先生からは、皆さんセンスがいいという評価を得られ、無事故で講習会を終了することができました。
なんといっても、食べることが一番の楽しみです。一日目の昼食は、白神グリーンカレーです。次の日は、白神汁が出ました。宿泊者は、夜にオオバクロモジの温泉水にとても癒されたとのこと。夕食は、地元の山菜や海の幸がでて、とても満足したようです。
参加者の皆さま、大変にご苦労様でした。どうぞ、皆様の職場で安全を確保しながら、作業を進めてください。また、お目にかかりたいと思います。
ありがとうございました。お疲れ様でした。
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