その他の活動・出来事
  陸奥湾の海と山をつなぐ植樹祭の
植樹地での補植作業


4月29日(金)〜5月5日(木)までの1週間、国際ボランテイアNICEのメンバーが、平内町の植林地の補植作業の為に白神自然学校を訪れました。

4月29日:夕方到着したメンバーは、4名。1名が電車に遅れて1時間待ち、もう1名は5月1日に浅虫温泉で合流ということになりました。まずは買い物から始まりました。メンバーは、ベルギー・香港・マカオそして日本の学生も横浜市や大阪市からの参加です。このように、様々な地域からの参加ですが、イスラム圏が1名いるということで、基本豚肉等が宗教的な理由から食べられないということで、全員がベジタリアンな食事にすることで一致しました。まずは、魚中心の食事でスタートしました。しかし、全員から文句もなく楽しいワークを行いました。一日目の夜は、ウエルカムパーティーということで、日本酒やビールで乾杯しました。

4月30日:自然学校の周りの雪囲いを外し、学校周辺の側溝に溜まった葉っぱなどを拾いました。その後、苗床でブナの苗を堀り、苗木の袋詰め作業を行いました。

 

 

 

 

この日は、みんなよく働きました。ご飯もおにぎりも初めての挑戦ですが、みんなで一生懸命作りました。

 

5月1日:平内町に移動して植林地に行き、ブナの補植作業を全員で行いました。本当によく働いたという感じです。夕方には浅虫温泉に入り、平内町の別荘と呼んでいる「三遊境」に宿泊し、鎌田雨渓先生のホタテ三昧の料理に、一同喜ぶを浮かべました。

 
モロッコ生まれのベルギー人のムサさんが「今日はこれから木を植えるぞ!みんないいか」と言うと、みんなが「オー」と言い、ムサさんが「エイエイオー」と言うと、みんなが3回「エイエイオー」と叫び、作業がスタートしました。

 

 

5月2日:地拵え作業をしました。青森森林管理署の職員立会いのもと、今年度の植林地の場所の特定をし、その部分の地拵えを行って、夕方には鯵ケ沢町に戻りました。

 

下草刈機で草刈りを行いました。草を刈った枝木を集めて整理する、海外から参加したシンリ―さん。普段は公務員のようですが、元気に活動をしてくれました。

 

ニホンジカの糞も発見しました。この辺でシカの糞が発見されたのは初めてでした。

5月3日:ブレイクデーです。全員で十二湖の青池へ出かけました。途中、日本一の甕杉や、日本一の銀杏の木を見て、風合瀬の道の駅でイカ焼きを食べました。お昼頃、青池が一番きれいに見えるということで、その時間を目指して行くと、全員で感動の瞬間を迎えました。

 

 

その後、ちょっと遅い時間の昼食を食べました。十二湖入口の静観荘食堂の「おまかせ定食1000円」。これでもかというぐらいにボリュームがある刺身と焼魚料理に、全員大満足です。ご飯のおかわりもあり、それもよかったようです。

 

5月4日:自然学校の体育館に、リンゴの剪定した枝がたくさんあり、そのリンゴの枝と、オオバクロモジの大きい木を細かく裁断する作業を行いました。音楽を聴きながら一日がかりで作業を行いました。

 

夜は、地元の婦人会のみなさんと、外国人達が作った鍋料理で交流会を実施しました。地元のお母さん達は、味付けが美味しいと、とても誉めていました。とても楽しい交流会の後はカラオケ大会が行われ、全員夜遅くまで騒ぎました。

 

 

5月5日:全員で宿舎や使用施設の掃除をして終了しました。

  NICE参加者の皆様へ

  本当に皆様、ご苦労様でした。
  また、どこかでお会いしましょう。