その他の活動・出来事
  青森市立奥内小学校の児童による
秋の陸奥湾のホタテを高温から守る為の植樹活動


10月5日(水)9時30分より、平内町茂浦の社会貢献の森で、青森市立奥内小学校の3年〜6年生の児童39人が参加して、陸奥湾のホタテを高温から守る植樹の意義を学ぶため、植林を実施しました。台風の合間を縫っての実施で、ミズナラやイタヤカエデの苗木80本を準備し、1人2本の苗木を植林しました。

児童はバスから降りると、永井雄人実行委員長から今回の植樹活動の意義を聞き、植林地に移動しました。ヘルメットをかぶり、植林地まで約20分ほど歩いて植林をしました。

 

 
植樹活動はじまりの挨拶を交わしました。

 

 
児童はヘルメットを受け取り、いざ植林地に向かって歩きました。

 

 

 
途中の林道には、山栗がたくさん落ちていて、いっぱい拾いました。
今日の目的は、栗拾いじゃないよね!?

初めて植林をした児童もいて、大きなトガを一生懸命頭の上まで振り上げて土を掘り、一本一本「大きくなれ」と祈りを込めて植えていました。

 

 

 

植林した後の帰り道では、植林地近くを流れる沢をみて、この沢の水が何本も合体して、一本の川になって陸奥湾に注ぎ込み、ホタテや小魚の餌となるプランクトンが成長し、豊かな海となり、美味しいホタテができる話を聞きました。

 

また、帰りのお別れ会では、この山に自生するオオバクロモジの枝の香りを楽しみ、疲れを癒して学校に戻りました。お疲れ様でした。

 

 

植樹活動をしていっぱい汗をかき、いつもより水が美味しかったようです。クロモジの香りと、クロモジのお話もたくさん聞きました。中には、腹減ったと言いながら、お昼の給食の「ラーメン」にもう頭がいっている子もいました。お勉強も頑張ってください。ありがとうございました。

■毎日新聞青森支局記事(2016.10.06日掲載)