１月２５日（月）・２６日（火）の２日間、国立オリンピック記念青少年総合センターのセンター棟４０１号室にて、自然体験活動のトレーナー講習会と河川安全講習会が開催されました。参加者は約４５名。白神自然学校からは、２名のインストラクターが参加しました。
今回の主なテーマは、�@自然体験活動推進協議会の役員改正、�Aインストラクターの充実、�Bリーダー研修の充実と活用についてでした。

全国から参加したインストラクターの方々は、子供たちや大人の自然体験活動を受け入れて実践しているので、７班に分かれたグループワーキングでは、現場の声が大いに語られ、話し合いの成果が発表されました。
特に、「リーダー研修の充実」ということでは、リーダーが現在活動している実態が少ないことが発表され、自然体験の素晴らしさを伝えるリーダーの活用をもっと積極的に取り入れる仕掛けが話し合われました。

 
グループワーキングで指導者方法を話し合う　　活発な発表がなされた各班の評価 

閉会式には、佐藤初雄新代表が挨拶をし、今回の政権交代で、青少年関連予算の事業仕分けにより予算が削減されたことや、施設削減の報告がありました。また、長野県に安藤財団による「人材育成施設」が新たに建設され、２０１０年５月からオープンすることも報告がありました。
さらに、ＣＯＮＥが発足して今年で１０周年ということで、５月に記念イベントを開催することも発表され、全国の自然体験を実施している団体の取り組みを今後もしっかり支援していくとともに、インストラクターが積極的にＣＯＮＥの活動のネットワークに努めることを確認しました。

 
新しくＣＯＮＥの代表になった佐藤初雄氏　　　　まとめを整理するインストラクターの参加者 

「白神自然学校一ツ森校」としては、「白神山地を守る会」と連携しながら、２０１０年度も、「白神自然学校インストラクター養成講座」が、環境省の人材認定等事業に登録されていることからも、多くの子供や大人たちの環境教育・自然保護・保全教育のためにも、インストラクター・リーダーの質の向上を図り、楽しい自然体験を実施していきたいと思っています。