2月2日(木)〜3日(金)、仙台国際センターにおいて「三井物産環境基金」2011年度助成団体交流会が開催されました。復興助成を含む環境基金のこれまでの助成先や一般市民が参加し、この交流会の一環として、東日本大震災からの復興戦略を考えるシンポジウムを開催しました。
村井嘉浩宮城県知事の「富県宮城の復興戦略」は、とても自信に満ちた力強いお話でした。また、パネルディスカッションも素晴らしかった。2日目の発表も素晴らしく、大変有意義なものでした。
【新聞記事】東北復興 戦略考える(河北新報 2012.02.03)
シンポジウム「創造と連携 東日本大震災からの復興」
テーマ:創造と連携
□基調講演
「東日本大震災の歴史的位置付けと今後の方向性」 安井至氏
(製品評価技術基盤機構理事長、東大名誉教授、国連大学名誉教授)
「富県宮城の復興戦略」 村井嘉浩氏(宮城県知事)
□主催者挨拶 飯島彰己(三井物産代表取締役社長)
□パネルディスカッション(助成先による発表)
「復興に向けた創造と連携―東北の復興から日本の活性化へ」
畠山重篤氏(NPO法人「森は海の恋人」理事長)
加藤三郎氏(NPO法人「環境文明21」共同代表)
鈴木孝男氏(宮城大事業構想学部助教)
久保田崇氏(陸前高田市副市長)
西岡秀三氏(国立環境研究所 特別研究員)
○コーディネーター:
後藤敏彦氏(サステナビリティ日本フォーラム代表理事)
司会:安東理沙さん(TBC東北放送アナウンサー)
また、パネルディスカッションで発表したNPO法人「森は海の恋人」理事長の畠山重篤氏は、国連森林フォーラム(UNFF)から、森林保護に貢献した民間人を表彰する「フォレストヒーローズ」に選定されました。畠山氏は、以前から「森里海連環学」を研究してきた結果から、20年以上も前から森の環境を育て、川に栄養をもたせて蠣の養殖を行っています。
【新聞記事】森林保護のヒーローに畠山重篤さん選ばれる
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