2月9日(土)〜11日(月・祝日)の2泊3日間で開催された「白神自然学校インストラクター養成講座」は、県内外から6名の受講者がありました。受講者は、以前に「白神エコロジー体験ツアー」に参加し、白神山地の魅力をもう少し知りたくて参加した方や、「自分の環境活動の力になれば」という思いで参加した方、「インストラクターに挑戦したい」と思って参加した方など、きっかけは様々でした。
救命講座を聞く参加者 人工呼吸の特訓中
心臓マッサージ・AED訓練
またぎの話は興味深くて楽しい |
初日(一日目)は、地元鰺ヶ沢消防署の指導員による、心肺蘇生法の指導、AED(自動体外式除細動器)講習などを受講しました。気をつけていても事故は起こりうるものです。救命法は、普段から訓練して身につけておきたいものです。
夜は、またぎによる「白神の伝統文化」についての講義を受けました。 |
翌日(二日目)は、白神のフィールドを使ってスノーシュー体験を兼ねて動物の足跡探しをしました。また、雪が積もった田んぼの上を爽快に走るスノーモービル体験もしました。
スノーシューを履いてトレッキング ・
スノーシューの特徴を説明
爽快に走るスノーモービルの操作は難しい!?
午後は、安全管理の講習、白神山地のフイールドの特徴についての講習、白神山地の植生・山の特徴などの講習を受けました。
上明戸指導員による講習
野藤指導員による講習
この日の夕食は、白神自然学校特製の「白神御前」が振舞われた上に、飛び入りでまたぎからの熊鍋の差し入れがあり、大いに盛り上がりました。
特製の「白神御前」
熊肉入りの「熊鍋」
夜の講習では、スライドを通して「白神山地の由来」と「白神山地の歴史」を学びました。
最終日(三日目)は、自然体験活動憲章・山の知識・ガイドの心得・リスクマネージメントなどを学び、一連の研修を終了しました。受講者は2泊3日間、充実した内容だったと喜んでいたようです。
ふりかえりの時間や修了式では、ほっとした安堵の笑顔を見せていました。今後も、この養成講座が資格取得のための講座だけではなく、この経験を実践で活かしてもらえればと願っています。大変にご苦労様でした。
永井指導員による講習
修了証を受け取る受講者
|