その他の活動・出来事
  津軽半島環境研究センターの検体作業


津軽半島環境研究センター
Tsugaru Peninsula Environmental Center

 TPEC(ティーペック)の愛称でお呼びください。

3月9日(土)〜11日(日)にかけて、津軽半島における黄砂等の飛来物を雪が運んできていないかの調査を行いました。この時期は、例年だとあまり雪が降らないのですが、猛吹雪になって雪が10センチぐらい積もりました。

 

 

鰺ヶ沢町の一ツ森地区にある田んぼの雪原で、10センチほどスコップで雪を掘り、その上にブルーシートを敷きました。そして、その上に積もった雪を採取し、濾過装置を使って常温で溶かした雪をろ過して、飛来物を採取しました。フイルムに採取した濾紙はケースに入れて、金沢大学へ送りました。金沢大学では、顕微鏡等で不純物を調査・分析することになっています。

 

 

特に最近は、中国での大気汚染が注目されており、福岡県方面だけではなく、遠い津軽半島までも越境汚染が広がっているのかをこの調査で判明されれば、これからの農作業や人体の健康影響について、とても大事なデータが得られるのではないかと期待しています。