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【ご報告】白神山地鯵ヶ沢赤石渓流ルートの
整備を求める要望書について


3月15日(木)、みなさんに呼びかけた「赤石渓流線ルートの整備を求めた要望書」を、大谷太智雄自然学校長が代表して、長谷川兼己鯵ヶ沢町長に提出しました。全部で1,559人分の署名が集まりました。ご協力いただきまして、ありがとうございました。

大谷太智雄校長は、
「私どもとしては、町の財政が貧窮しており、なんとか青森県知事に町の財政を見て援助してもらいたいという気持ちがあり、本来ならば直接、県知事に要望書を渡そうと考えました。しかし、このルートは町道でもあり、白神山地という特殊な観光地域でもあり、多くの観光客並びに地域住民がこのルートの整備を願っています。アスファルトとかではなく、砂利道でよいので、でこぼこ等の道路整備を進めるように、町当局から県知事に要望するように」
と申し入れをしました。

これを受けて長谷川兼己町長は、
「地域の皆さんには大変迷惑をかけています。いま町としては、先に中村川の改修工事が県代行で決まっており、その次に赤石渓流の改修工事をということで考えていました。しかし、その計画もだいぶずれてきており、県に対して、「特殊地域」ということで、地域住民からもこれだけの要望が来ているということを伝え、早期の赤石ルートの県代行の工事着工をお願いしていきたい」
と語りました。

この地域は、毎年春になると、白神特有の隆起した土壌により、土砂崩れ、道路の陥没、雨などによる法面の決壊等があり、道路開通が大きく乱れます。これにより、地域住民だけではなく、白神山地を訪れる方々や、白神山地を守る会・白神自然学校を中心とした地域住民からもクレームがあがっていました。

青森県が、国土交通省・環境省等と協議して、白神の交通アクセスについてし、自然破壊や大きな自然災害につながらないように整備してほしいと考えています。

 でこぼこ穴のあいた赤石渓流線(町道)