５月２９日（土）、マエダ古本銀行鰺ヶ沢店がいよいよオープンしました。早速、子供連れのお母さんが来店し、気に入った古本を手にして、申込書に名前と連絡先を記入すると、サービスカウンターで申し込んでいました。

子供たちは「あっ、これ見たかった」と叫びながら古本を借りていました。マエダストアの方から、「今度来るときは古紙か雑誌を持ってきてね。そういう人たちに貸しているんだよ」と説明されると、「わかった」と言いながらも、子供たちの頭の中はコミック本のことでいっぱいという感じでした。

この古本銀行は、マエダストアと白神山地を守る会・白神自然学校一ツ森校がコラボで実施している事業です。白神山地を守る会は、これまで古本を全国から集めています。そして、古本を提供してくれた方を「森のオーナー」と呼んで、間伐材で作った木札を自然学校内に掲示して、古本提供者には、植樹祭や森のイベント等を案内しています。

こうして集まった古本を、今回マエダストアご利用のお客様に、無料で貸し出し、返却時に「利子」として一冊自宅で不要になった古本を提供してもらうということで、「古本銀行」という名称になっています。このように古本銀行は、古紙や雑誌をリサイクルして、少しでもリサイクル運動に協力してくれた方へのご褒美として、マエダストアを訪れ、エコステーションに古紙・雑誌を持参してくれた方に提供しております。

この日は、親子連れが一番多かったです。是非多くの皆さんに、この古本銀行をご利用いただきたいと思います。
エコステーションの売上金は、白神山地を守る会の間伐材や除伐材の搬出費用に充てられます。

◆ 新聞記事（毎日新聞　2010.05.29）