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「森は海の恋人植樹祭」が開催された


6月5日(日)、岩手県一関市室根町にある矢越山ひこばえの森で、全国から集まった約1000名の参加者による「森は海の恋人植樹祭」が開催されました。

 

今回の植樹祭は、東日本大震災を受けて開催が危ぶまれましたが、NPO法人森は海の恋人の理事長でもあり、蠣の森を慕う会の畠山重篤さんが、「いつまでも負けていられない」と発信して開催が実現しました。
息子さんの畠山誠さんは、前日の前夜祭において、今回こうして植樹祭が開催できたことへの思いを涙ながらに語ってくれました。参加者名簿も津波で流され何にもないなか、全国からの応援でここまでこれたと胸を詰まらせました。本人も、船から海に飛び込んで奇跡的に助かったと、涙ながらに教えてくれました。

 

 

この植樹祭には、気仙沼市長や一関市長も参加しました。今回の植樹祭のテーマは『海よ甦れ!! 森は海の永遠の恋人』でした。参加者は一分間の黙祷をし、セレモニーは始まりました。地元の若者による太古演奏も、この催しを勇気づけてくれました。気仙沼市や石巻市の被災者も、この植樹祭に参加しました。