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全労済創立50周年記念式典で記念講演


全労済青森県本部の創立50周年を記念して、9月12日(月)、ホテル青森において記念式典を開催しました。この日は会員団体、労働組合、地区共済会の関係者ら約240人が参加し、半世紀の歩みを振り返りながら、節目の年を祝いました。【新聞記事:東奥日報】

記念式典において、全労済青森県本部の力石利博本部長からは、東日本大震災をはじめ、集中豪雨、台風などの自然災害について、全労済としては、助け合い共済の精神で取り組んできた旨のお話があり、次の50年へのさらなる躍進の決意を述べられました。また、来賓として全労済本部から峯後樹雄副理事長、連合青森の石田隆志会長が祝辞を述べられました。また、記念事業として、フォトコンテストの入賞者の表彰式がありました。そして、「白神山地と津軽半島」と題して、白神山地を守る会の永井雄人代表が記念講演を行いました。

白神山地を守る会と全労済は、過去に全労済主催の助成を受けたことがきっかけで、全労済青森県本部の職員の皆様も、植樹祭に参加するなどの行き来が続いており、長きに渡って白神山地の環境保護活動を、助け合いの精神で行ってきた経緯があります。

永井代表は、津軽半島周辺の海流と陸奥湾との関係や、津軽半島と白神山地との自然環境は同じであり、古代・中世、この地域は大変な発展をしてきた地域であると話しました。そして、白神山地の自然保護活動にとって、津軽半島の自然の景観や里山・里海の保全がなされていくことの大切さや、青森ヒバの産地でもある津軽半島が、今後は、青森ヒバの産地として復興していくことも大事な要素であると話しました。

その後、白神山地を代表する白神岳登山の魅力や、核心地域を代表するクマゲラの森の映像をスライドを使いながら説明し、記念式典の出席者を魅了させていました。

今後の全労済のご発展をお祝いすると共に、白神山地の自然保護活動に対してのご支援についてもご期待いたします。