12月15日(木)午前10時30分より、KRRホテル東京11階「孔雀の間」で、小池百合子環境大臣出席のもと、「平成17年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰式」が、実施されました。
最初に今回の講評が審査委員長からありました。
1997年京都議定書を受けて、1998年よりこの表彰を行って今年で8回目の表彰式となりました。小池百合子環境大臣のもと、クールビズ、ウォームビズなど、今年ほど温暖化防止への国民の意識を引きつけた年はなく、大臣率先垂範の年でした。今回は、132件のうち24件(企業12件、学校2件、NPO9件、個人1件)が採用されました。また、選ばれた企業は今までは大手が主流でしたが、今回は中小企業も入ってきて、この運動の裾野が広まっていることを実感しています。大変におめでとうございます。
受賞を受ける永井代表 挨拶をする小池百合子環境大臣
次に、小池百合子環境大臣が挨拶に立ちました。
クールビズ、ウォームビズが大流行したことで、衣服を導入部として、地球温暖化への意識を高められたのはとてもすばらしい結果となりました。この運動は継続発展がとても大事なので、これからはビルもクールビズのビルがあって、西日を利用するとか、車もそういう取り組みがでてきていいのかと思います。今年は京都議定書が発行した歴史的な年で、カナダのモントリオールで会議が開かれ、いよいよ世界全体が温暖化と真剣に向き合わなければならない年です。エネルギーに報われない我が国にとって省エネは大切な問題であり、先進国にあってその最先端を進んでいると思うがこのような企業・団体・個人の取り組みがいっそう進むことを願っています。
こんなに楽しい和やかな授賞式は初めてと喜びを讃える大臣
表彰者全員で記念撮影
大臣とのツーショット緊張したようです
その後階を移動し、受賞者の交流会が行われ、挨拶に立った小島敏郎地球環境審
議官は、参加者への受賞の喜びと、地域・会社・活動の上での益々の発展を祝い、挨拶としました。
小島審議官の挨拶
白神山地でのブナの復元・再生事業は、5年〜6年おきの周期でなるブナの種を拾い、その種から苗木をつくり、4年の歳月をかけて苗床で育てて、山に植林します。その後も、下草を刈ったり、ウサギ対策を4年ぐらいして初めて、苗木が山の土に根付くかどうかの10年かがりの取り組みです。
白神山地のブナ林が、これからも守られていくことが地球温暖化の一つの目安と考えています。これからもこの賞を一つのスタート地点として、温暖化防止の為に、全国の皆さんと力を合わせ、一本一本のブナの植林を進めていこうと決意しております。
これまで、植林活動にご参加頂いた皆さんと共にいっしょに、この受賞を喜び合いたいと思います。おめでとうございました。
白神山地を守る会
代表理事 永井 雄人
2005.12.16
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