5月25日(水)、衆議院第一議員会館大会議室において緊急集会があり、参加してきました。
NPO議員連盟代表の加藤紘一衆議院議員や、顧問の鳩山由紀夫衆議院議員が挨拶をし、6月の国会会期末までに、議員立法でNPO法案改正案(要綱)を提出し、新寄付税制を設けられる目処がついたという話です。
この日の会議には政党の代表が参加し、全会一致を主張しました。また、NPO側からの声が寄せられ、多くの国会議員も駆けつけてはすぐいなくなり、最後は公明党、参議院議員の谷合政明さんだけが残って、NPOからの受け答えに対応していたのが印象的でした。
何がどう変わるのかを簡単に言うと、NPO法人に寄付した人は、寄付金控除を受けられるようになるということです。今までは、「認定NPO」という、とてもハードルが高い、収入を得ている団体しかその制度が適応できませんでしたが、今度はすべてのNPOが受けられるということです。その分、しっかりした会計や事業が監視されることにもなりますが、公益性のある活動や、今回のような地震の際に活発に動いているNPO法人としては、たくさんの寄付金を集めることが出来ることにもなります。NPOの進展にとっては、とても素晴らしい優遇処置です。国は混乱していますが、この法案は是非、スムーズに可決してもらいたいと思います。
全党一致で、今国会にこの法案が提出され、各党のこの政策の責任者が参加し、「我が党はいつまでに党内了承を取り付けました、取り付けます。」という話がなされました。
会場からも、この法律に対する期待の声が多数寄せられました。
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