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第8回「白神山地ブナ植樹フェスタin赤石川」を終えて


7月4日(土)、第8回目の植樹祭「白神山地ブナ植樹フェスタin赤石川」を開催しました。参加者はおよそ100名。一般参加者や関係者、地元鯵ヶ沢高校3年生の生徒さんが参加し、100本の苗木と、2年前に宮脇昭先生からご指導を受けて作ったブナのポット苗を植樹しました。4日早朝、鰺ヶ沢町はまさかの小雨。一ツ森地域には雷が鳴り、「植樹祭は中止か?」と思われましたが、「晴れる」と信じて植樹祭の会場に向かいました。

植樹の前に開会式です。はじめに、実行委員長の長谷川兼己鰺ヶ沢町長からのご挨拶、続いて安室正彦津軽森林管理署長からご挨拶がありました。また、浅利一成津軽白神森林環境保全ふれあいセンター所長のご紹介もありました。

 

続きまして、白神山地の環境保全活動にさまざまな形態で積極的に取り組んでおります企業の代表者の皆さまからご挨拶がありました。

はじめに、毎回この植樹祭に参加いただいております、株式会社モリタ(秋田)の盛田良次社長からご挨拶があり、株式会社モリタ(八戸)の盛田正明副社長のご紹介がありました。

続いて、弘果弘前中央青果株式会社貿易部の岩渕義正部長代理からご挨拶があり、挨拶後、「ハローキティ森のバナナくん」の贈呈がありました。

また、毎日新聞社の水と緑の地球環境本部の山本悟様からは、毎日新聞の植樹キャンペーン「My Mai Tree」運動のご紹介がありました。

最後に、白神山地を守る会の上明戸正一代表代行からの挨拶があり、当会会員の松田石松さんからは、植樹指導がありました。

植樹指導では、ブナの苗木の根は、南の方角に向かって長く伸びることや、土を掘る時は、根回りの分、穴を大きく開ける必要があることなど、細かな説明がありました。

そして、いよいよ植樹開始です。参加者は、植樹スタッフの指導のもと、一所懸命に土を掘り、丁寧にブナの苗木を植えました。
朝の水彩画のような流れる雲や霞んだ山々の景色も、お昼近くには晴れて青空が一面に広がり、植樹日和となりました。

 

植樹終了後は、お待ちかねの昼食です。おにぎりと白神汁が振舞われました。また、白神山美水館の太田社長からは、「白神山地の水」の提供があり、弘果様から贈呈のあった「ハローキティ森のバナナくん」も配られました。さらに、地元の手作り笹餅や漬物の販売もあり、参加者のお腹を満たしました。
昼食後は、津軽森散策をしました。

 

こうして、第8回の植樹祭は無事終了しました。多くの人に支えられ、植樹祭を無事終えることができたことに大変感謝しております。参加者及び関係者のみなさん、そしてスタッフの皆さん、ありがとうございました。