6月25日(日)、世界遺産登録30周年記念も併せて、第21回「白神山地ブナ植樹フェスタin赤石川」植樹祭を実施しました。今年は、鰺ケ沢町黒森地区の白神自然学校遊々の森で開催されました。
参加者は、地元鰺ケ沢高校の生徒を中心に、青森中央学院大学の学生や県内の企業や一般の参加者もあり、約80名がブナの植林に汗を流しました。当日は少し小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、植林には適した気候での植林活動になりました。
最初に挨拶した永井雄人実行委員長は、世界遺産30周年の時に奥山には行けませんでしたが、黒森地区で植林が実施できてよかったと話し、植林方法を指導しました。次に、津軽森林管理署の佐藤智一署長が挨拶し、国有林事業として、国民の森づくり事業として始めた遊々の森制度の下での植林が、多くの皆さんに、日本の森づくりの体験として根付いてきた事に感謝の言葉を述べていました。
参加者は、少し濡れた地拵えの整備されたスギ林の中に、30センチ程の穴をほり、その中に苗木を丁寧に植林していました。
■毎日新聞記事2023.07.04(PDF)
■陸奥新報記事2023.06.29(PDF)
■東奥日報記事2023.07.04.(PDF)
【左】実行委員長の永井雄人
【右】津軽森林管理署の佐藤智一署長
【左】地元記者の取材を受ける小学3年生の生徒
【右】植林完了後にピースサインをする鰺ケ沢高校の生徒たち
植林後のお楽しみは、名物「白神汁」とおにぎり、それと弘果さん提供のバナナ「森のバナナくん」とアップルジュース、白神美水館さん提供の「白神の水」のサービスです。白神汁を何杯もおかわりする人がたくさんいました。
ブナを植えて気持ちもおなかも満腹になった一日でした。
また来年もご参加ください。お待ちしています。
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