「宣伝会議」という宣伝・広告界の発展に貢献している会社があります。
(「宣伝会議」HP http://www.sendenkaigi.com/index.html)そこで出版している冊子に「環境会議」という環境問題の専門誌があります。(「環境会議」紹介ページ
http://www.sendenkaigi.com/hanbai/magazine/kankyokaigi/index.html)
編集長は田中里沙さんです。田中さんは「立ち上がる農山漁村」(白神自然学校一ツ森校が、2007年度の選定事例に選ばれました)の有識者委員でもあり、農水省の会議において意見を述べた事があるそうです。田中
里沙 さん 『宣伝会議』編集長
1966年三重県生まれ。89年学習院大学卒業後、広告会社を経て93年より株式会社宣伝会議に入社。96年より現職。
専門は広告コミュニケーション、広告会社、メディア動向・分析。
2000年より月刊『販促会議』のデスクも兼任。また、企業の広告賞審査員、日本広報協会広報アドバイザー、全国広報コンクール・広報紙企画部門審査委員なども務める。情報系テレビ番組のコメンテーターなど。
この「環境会議」には、連載で「日本のキーパーソン47人」というページがありますが、2008年春号のページでは、「子供に環境を教える仕掛けをつくる人」として、白神山地を守る会・白神自然学校一ツ森校代表の永井雄人が選ばれて紹介されています。
「子供に環境を教える仕掛けをつくる人」として、一体どのようにすれば未来を担う子供たちに地球環境への意識を育むことができるのか。
全国のキーパーソンが紹介され、試行錯誤の末に見つけ出した創意工夫あふれた方法が、北は北海道南は鹿児島県まで全47事例(47人)が紹介されています。
永井代表の事例としては、自然から大きくかけ離れた生活の子供が多い中、昨年夏に実施した、親子が一緒に活動する『エコ親子教室』を取り上げました。親子が一緒になって白神山地の中にブナの苗木を植林したり、山から川を経て海に注ぐ道筋をたどりながら、自然の循環を体験しました。また、山菜を摘んで料理をしたり、間伐材を利用してコースターを作ったりもしました。その子供たちの姿をみて、参加した親御さんたちは「こんなに楽しそうな子供の笑顔を見るのは初めてです」「ご飯を4杯も食べました」と話していました。自然を満喫した子供たちが「また参加したい」という弾んだ声が白神山地にこだまし、子供たちの心の中には、一本のブナの木がずっと残っていくことでしょう。そのような取り組みが紹介されています。
機会がありましたら、「環境会議」2008年春号を御覧下さい。
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