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「杣人のまんま本」発行


白神自然学校一ツ森校発足10周年・白神山地世界遺産登録20周年にあわせて、レシピ本「杣人のまんま本」を発行しました。

白神山地の里で地元の人達が白神山地の山に入って採取してきた山菜を利用したおかずや、川魚料理、海の魚と山菜を混ぜた料理を通して、白神山地の豊かな森を「食育」から知ってもらおうと思い、3年前からコツコツと写真に収めてきました。

「杣人」(そまびと)とは、山と関わった暮らしをしている人という意味です。
このレシピ本は、白神自然学校一ツ森校の専属ガイドであり、赤石マタギの頭領だった(故)大谷石之丞さんの息子である大谷石捷さんや、知り合いの吉川進さんらと協力してまとめました。

もちろん、地元のお母さん達には、大谷節子さんを筆頭に協力してもらい、四季折々の山菜を採取してきては白神自然学校で写真を撮り続けました。また、白神自然学校内の「農家レストラン しらかみ」では、白神山地の豊かな森の味を、「白神御膳」などの料理として提供しています。そのような地元料理もメニューが広がり、白神山地を知りたい人は、一度農家レストランを利用してみては、と思えるぐらい、四季折々の料理を提供しています。

また、白神山地と隣接する青森県側の三町村である、鯵ケ沢町・深浦町・西目屋村には、白神山地の自然を活かしたオリジナルの料理があります。その料理の紹介や、観光施設や宿泊施設、白神山地の伏流水で作っているお酒や、白神山地の水などもこの本では紹介しています。

この「杣人のまんま本」は、青森県立図書館や三町村の観光課・観光協会、白神自然学校一ツ森校でをみることができます。
是非、ご覧いただければと思います。