5月30日(日)13時より、白神自然学校一ツ森校にて定期総会を開催しました。総会は、永井雄人代表理事が議長のもと進められました。
■資格審査報告
会員92名の中で、本日の出席者は16名。欠席者のうち、50名から採決を委任するという返事があり、過半数を占めました(66名)ので、定期総会は成立となりました。
■第1号議案:平成21年度活動報告
■第2号議案:平成21年度会計報告及び監査報告
■第3号議案:平成22年度活動(案)
■第4号議案:平成22年度予算(案)
質疑応答後、上記議案について決を採ったところ、過半数の賛成がありましたので、今回の議案はすべて可決されました。
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この総会に先駆けて、午前中は赤石川渓流沿いのごみ拾いを実施しました。空き缶や飲みかけのペットボトル、たばこの空き箱、お菓子等のプラスチックの包装紙がありました。白神山地を訪れる方々には、マナーをしっかり守っていただきたいという気持ちがこみ上げてきます。なかには、作業している会員に「ご苦労様です」と車から窓ガラスを開けて声がけするドライバーもおりましたが、ごみは持ち帰るようにお願いしたいと思います。
ごみ拾いでいい汗をかいた後は、ワイワイガヤガヤいいながらみんなで昼食をとりました。午後はしっかり定期総会を開催しました。
今後の大きな取り組みとして、下記のことが発表されました。
1.白神山地を守る会が実施している植樹祭の場所が、新しい箇所に変わること。
2.当会が発足して17周年を迎えたことを記念して、ピンバッジが製作されたこと。※ピンバッジは会員全員に配られます。
3.ブナの苗床事業が、つくば市にある森林総合研究所との共同研究を実施すること。
4.植林地から発生する間伐材や除伐材を搬出し、ペレットにする実験を行うこと。
今年は新幹線青森駅開業元年です。多くの方々が、白神山地を訪れる機会も増えると思いますが、私たちは、白神山地の自然保護・保全活動だけではなく、地球環境の保全についても大いに関心を持ち活動を展開していくことにしました。
来年は植樹祭も10回目となります。多くの参加者をお待ちしております。
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