『津軽』の魅力についてご紹介
スウェーデン環境視察チーム19年目
宮城県視察


3年から4年おきに、スウェーデン視察チームの居場所を巡るツアーを実施しています。今年は宮城県が選定され、山田幹夫さんがその任にあたりました。

1月28日(土)朝、仙台駅2階のステンドグラス前に集合して、再会を確認し、松島町の瑞巌寺に向かいました。高台にある西行の松という松島湾が一望できる場所へ行き、そこにあるとても素敵な喫茶店でお茶をしました。

 

 

             

 

瑞巌寺見学。
昼食は、牡蠣ラーメン、ざるそばには「浦霞」とかという人もいました。

 

 

  
             牡蠣ラーメンは珍味です/浦霞は地元のお酒です

鹿島台の明治時代の潜穴を見学、品井沼干拓に人生を託した、わらじ村長の鎌田三之助嵡の資料館を見学しました。

 

 

吉野作造は、明治・大正・昭和の政治土壌の遅れを憂い「民主主義の土台を国民と共に」を主張した人物です。戦後71周年目となり、今の憲法を先取りした先駆者といっても過言ではありません。

  

 

宮城県大崎市と言えば、コメどころ。そして鳴子温泉で有名な地域です。そこに川渡温泉郷があります。その一角に「ゆさ」という温泉旅館がありますが、今回の宿は、手作りのどぶろくで有名な「ゆさ旅館」に泊まりました。いい温泉とどぶろくは最高でした。

 

 

 

 

地元、岩出山で針・灸マッサージをしている、大阪から移住してきた佐藤さん手作りの「黒にんにく」の差し入れに、皆さん驚きです。精力が着くと言われたからかなぁ。

 

 

次の日は、早朝から川渡温泉の公衆浴場と藤島温泉の二ヶ所で日帰り温泉に入浴しました。

 

 

   

 

 
鳴子温泉の温泉たまごは、25分ほどで完成です。
その間、近くの潟沼までドライブしました。

 

帰りに1人、鳴子温泉の滝の湯に入浴した人もいましたね。温泉熱と生ゴミを発酵させてメタンガスを発生させて、そのガスで沸かしたコーヒー・お茶はとても美味しかったです。これは青森県でもできそうですね。

 

 

今回の旅の最後は、仙台国際センター大ホールで開催された「原発のない東北の復興を考える」シンポジウムへの参加です。
基調講演「『脱原発』成長論-分散ネットワーク型社会へ向けて」の講演をした、慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のパワフルな講演は、とても勉強になりました。

 

 
松島を一望できる西行の松の松林と潟沼での集合写真。
撮影は、写真家見習い中の櫻田親弘君です。

2000年、極寒の北欧の拠点スウェーデンに、環境先進地を視察しようと一NPO団体が企画し参加したメンバー6名は、それから19年経ち、1人若くして亡くなりましたが、今はその息子さんも入り以前の6名になり、まだまだ向学心高い仲間として引き続き継続しています。

多彩な人材の集まりでもあり、全員元気です。また数年後はどこかでまた再会をすることでしょう。また会う時まで、お互いの専門分野に磨きをかけましよう。それまでお元気で !