青年海外協力隊からの報告
ザンビア青年海外協力隊報告 NO.6


 
ルサカで同期の隊員と撮った写真   任地ムクシに同期が来たときの写真
                  (ブルーウォーター、青い湖) 

  
家の近くの岩山の頂上の   任地ムクシの少女が木の高い
こども達の写真       ところから華麗に飛び込む瞬間


お久しぶりです。年末のお忙しい時期でしょうか。お元気ですか?
こちらは、3学期が無事終わり、1ヶ月間のターム休みに入っています。
そうすると、この1年間のこと、残りの1年のこと、帰国後のことなど、いろいろと考えます。

最近、少し思い始めているのは、ザンビアを2年間で去って、以後、(ほぼ)戻ることがないというのは惜しいかなぁ〜と。他方で、日本人である以上、日本を捨ててザンビアに永住したりすることも考えられません。
できれば、日本とザンビアを行き来するような仕事・活動がしたい・・・
しかも、それは現場で子どもと直接関わることができるものがいい・・・

そんな仕事ってあるんだろうか?と考えているうちに、永井さんの働き方を思い出しました。仙台、青森、自然学校の3つを拠点にもち、それぞれを移動することで、違った刺激も得られる。とすれば、距離は相当あるけれど、日本とザンビアを行き来することは可能でしょう。
そして、仕事は・・・やはり永井さんが白神自然学校をつくったように、ザンビアに何かしらの学校をつくってしまう???
日本の子どもたちとザンビアの子どもたちをつなげる架け橋になる??日本とザンビアの文化交流??

なんだか壮大な話すぎて、自分の手には負えないような気もしますが、
・何より、放課後の自宅を開放して独自の教室を開く楽しさを知ったこと
→改善に改善を重ね、それなりの形になり、今回、日本人隊員の教師会で発表させていただきました。
・運と縁あって信頼できるザンビア人に出会い、子どもとの活動面で最高のコンビを組んでいること、
・ザンビアの教育関連NGOと文化関連NGOからのサポートも期待できること
・私の任地ムクシの環境の良いこと(ザンビア在住の日本人の存在、フレンドリーな町の人々、落ち着いた町並み等)
・思っていた以上に、私はザンビアの生活・文化等にうまく適応できていること
などを考えると、全く実現不可能とはいえないだろうと思うのですが・・・。
また新学期が始まると、日々の活動に追われてしまうので、この時期ならではの戯言かもしれません,ね。

-------------------------------------------
青年海外協力隊・ザンビア・理数科教師
永井正彦
-------------------------------------------
 日本の青年の海外での活躍を思うと、国際交流が進んでいます。彼らの平和行動こそ、世の中を変えていく本当の行動かもしれませんね。平和は、黙っていてなるものではない。こういう青年の活躍があって、積み重ねるものと彼らの行動をみて感じます。元気にまた、日本の地を踏んでもらいたいと念しています。