今年も、NPO法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)からボランティア活動をするために、国内外からの参加者が白神へやってきました。
今回の作業日程は下記のとおりです。
5月19日(土) |
NICEボランティア着 |
5月20日(日) |
苗床作業 夜は校長を中心に地元メンバーと交流会 |
5月21日(月) |
節子さんの家の田植え |
5月22日(火) |
苗床作業 |
5月23日(水) |
苗床作業 |
5月24日(木) |
休み |
5月25日(金) |
苗床作業 |
5月26日(土) |
青沼(登山道整備) |
5月27日(日) |
東屋の草刈り・総会 |
5月28日(月) |
苗床作業 |
5月29日(火) |
苗床作業 |
5月30日(水) |
花植え作業 |
5月31日(木) |
苗床作業 |
6月
1日(金) |
青い森祭り(フリーマーケット) |
6月
2日(土) |
苗床作業、白神岳登山、青い森祭り(フリーマーケット) |
6月
3日(日) |
解散日、白神岳登山、青い森祭り(フリーマーケット) |
まずは宿舎の暖房用薪割りから始めました こんなこと、生まれて初めて!
チェーンソーで薪を伐る作業 水路に詰まったコンクリートを取り出す作業
地元の人達との交流会?津軽弁わからない
自然学校の草むしりでも何でもします!
自然学校の花壇の手入れもしました いよいよブナの苗床の作業開始です
天気も概ね良好。ブナの苗床作業の手伝いを、地元の人達に混じって展開することができました。春の作業は、冬の間寝かせてあるブナやコナラの苗木を掘り起こして、一部をポット苗木にし、残りは地植えをします。
4月30日、元横浜国立大学教授の宮脇昭先生をお呼びして、苗木の管理方法の指導を受けました。宮脇先生は、ポット苗木の方法を私たちにすすめました。また、これまで行ってきた「根切れ」については、(根を切るなんて)もったいないと指摘されましたので、根切れをしないことと、ポットと地植えの二つのやり方を平行して進めることになりました。
NICEのメンバーは、地元の人達から指導を受けて作業方法を学び、会話をしながら作業を黙々と展開しました。
苗木を一本一本丁寧に
ビニールハウスに植えた
|
今回は、タイ・韓国・オーストラリア・そして日本というように、外国人と日本人の混合部隊です。
食事や風俗、習慣が違う人種が、一つ屋根の下で生活し、白神山地を守る会の「ブナの森の復元・再生活動」の一翼を担う作業を展開してくれました。共に汗をかき、同じ釜の飯を食べることで、万国共通の友情と思い出が詰まったことは間違いありません。
これからも、この一ツ森で味わった思い出を忘れることなく、世界に羽ばたいてもらいたいと思います。
|
作業のほかにも、自転車でハロー白神に立ち寄ったり、青沼に出かけたり、鯵ヶ沢町の観光巡りや種里城址のボタン祭と館の説明を受けたり、地元の人達との交流会を開催したりと、とても有意義な時間を過ごしました。
作業後の楽しみは、何といっても食べること。今回のメンバーは、よく食べると聞いていましたが、本当によく食べて、よく寝て、よく動いてくれました。
地元の人達も白神山地を守る会の人達も、大いに助かりました。ありがとうございました。またどこかでお会いする日を楽しみに!
|