講師:東奥日報社 情報メディア部長 村上義千代 氏
はじめに、一昨年の8月から今年の9月にかけて、東奥日報に110回連載され、発刊された冊子「あおもり110山」の感想・苦労話をする。
次に、白神山地の山々のルートを自己体験をもとに説明する。
さらに、登山にあたっての装備・道具についての適切なアドバイスをする。
そして最後に、白神山地のガイドとして心がけてほしいことを長年の経験からガイドに必要な技術(スキル)を教える。内容は以下の通りである。
- 植物・木の名前はできるだけ知ってほしい。
- 山の由来・プロフィールも知り、折に触れて説明する。
- 歩くときのペースは速からず遅からず。
- 休憩タイムは、1時間に5分から10分。または30分に5分。あまり休むと目的地が遠くなる。
- 一番弱い人に合わせて歩く。顔の表情、目を見てどのくらい弱っているかを判断する。無理だと思ったら予定を変更するというような柔軟性を持ってほしい。
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