6月11日(日)〜6月25日(日)
、作業を共にした人たち
「白神山地を守る会」では、復元・再生事業としてブナの苗木を植樹して、苗木が一人前になるまで10年間ぐらいかけて育てていますが、手作業も現在だけでは限界があります。
ワークキャンプでは、その作業をサポートする目的でブナ林の復元・保全作業を実施しました。具体的には、ブナの苗床での管理作業、白神山地周辺のスギの除伐、植林地の下草刈り、ウサギネットの手入れなどをしました。また、毎年開催されている植樹祭のお手伝いもしてくれました。
今回の参加者は、鈴木里佳さん、高平奈奈世さん(チームリーダー)、そして外国からは、ハンナさん(フィンランド)、エマさん(アメリカ)、ハンミュンさん(韓国)です。そこに1人、インターンシップで中垣美有喜さんも参加して、このワーキングキャンプはとても楽しいものになりました。
ここで、1人1人の活動の感想と、日々の活動のシーンを全国にそして世界に届けたいと思います。
鈴木 里佳 高平 奈奈世
Hyungmi Kim ( Korea ) Emma(
America )
Hanna Kainulainen
( Finland )
このように、外国人を受け入れて初めて行われたワーキング作業は、事務所のある鰺ヶ沢町一ツ森地区において、地元の人たちの暖かい心と参加者の山を愛する心と一生懸命な作業によって見事に成功したと思います。
最初は、「外国人が来る」と地区の人たちはとても緊張しましたが、漬け物や納豆、つがる漬けなど、地元の手作りの食べ物を彼女たちが「おいしい」と受け入れたことで、とても友好的な関係ができていき、良かったのではないかと思います。この経験を活かして、このボランティア作業に従事した人たちが世界の檜舞台で活躍されますことを祈ってやみません。ありがとうございました。
代表 永井 雄人
◆ NICE日本国際ワークキャンプセンターのURLはこちら
http://www.nice1.gr.jp/
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